2017年05月06日

直葬の特徴や注意すべきポイント

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人は皆いつかは最後の日を迎えることになり、その際に考えなくてはならないのが葬儀です。一昔前は一般葬で、故人と縁があった多くの人が参列するスタイルが定番でした。しかし近年では、大規模な葬儀を望まない人が多くなり、直葬を選択する人も増えています。

通夜や告別式といった儀式を省略することで、費用を抑えることができるのはもちろんのこと身内のみで執り行うことにより、参列者に気を使ったりする精神的な負担も減らすことができるというメリットがあります。しかし直葬はメリットだけというわけではなく、気をつけておかなければならないポイントもあります。

まず第一に頭に置いておかなくてはならないのが、周りからの理解を得ることができるのかという点です。親族には事前に知らせて置くというのは当然のことであり、知らせずに執り行うとトラブルに発展する可能性も高いです。

シンプルな葬儀が身近になってきているとはいっても、高齢者の人などしきたりを重要視している人の中には一般葬が当たり前と思っている人もいるので、賛成してもらえないこともあります。親族以外にも故人と縁があった人の中には、葬儀に参列できないことに対して不満を持つ人も出てくるので気をつけておかなくてはなりません。

それ以外にも頭に置いておかなくてはならないのが、宗教的儀式を省いた葬儀ということもあり菩提寺への納骨を断られてしまうこともあるのでこともあるので事前に必ず相談をして納骨ができるということを確かめて置くようにしましょう。

近年ではシンプルな葬儀を得意としている葬儀業社も多くなりましたが、業社によって必要となるトータル費用には必ず違いが生まれるので複数から見積もりを取り、適している業社を選ぶようにしておかなくてはなりません。

通夜や告別式がないという点が、一般的な葬儀との大きな違いであり周りからの理解を得ることができるのかが直葬を執り行うことができるかのポイントとなってきます。

● 参考サイトのご紹介
わかりやすく解説!葬儀特化サイトは≪葬儀の神様≫OFFICIALサイト
www.souginokamisama.org