2017年05月13日
喪服である必要はない直葬の際の服装
最近特に多くなっているのが直葬だと言われており、その件数はこれからも増加する傾向にあるようです。特に都市部で増えていると言われています。これは火葬だけを行う葬儀で、仏式であればお通夜も告別式もせずに火葬だけを行います。
近年葬儀の簡素化が進んでいます。従来のようなたくさんの参列者が訪れる葬儀は年々減少していますが、それは家族形態が変化していることに加えて、人々の価値観も様々に変化しているからだと言われています。直葬を行う理由の多くは費用をあまりかけたくはないということのようです。
しかし、それだけではなく、遺族が参列者に気を使うことも大きな負担になるという点もあるようです。他にも家族や親戚、親しい友人など少ない人数で行う家族葬やお通夜を行わない1日葬など簡素な葬儀の形はありますが、直葬は式を行わないという点で、同じ簡素なこれらの葬儀とも異なります親戚や親しい友人など、どうしてもお別れしたいという人に参列をお断りする必要はありません。
しかし、家族だけで見送ることがほとんどのようです。宗教的な儀礼もないわけですから、服装にも決まりはないようです。地味な色であればもちろん平服でも構いませんし、現実に女性であれば黒を基調としたシンプルな服装の人は多いようです。
ただ、火葬場に来るのは従来の葬儀を行っている人もいます。そのため、あまり目立った格好をすることは避けるべきでしょう。